子供のころはサラサラの直毛だったのが、大人になるにつれて少しずつカールをしだして、気が付いたら髪全体がうねった状態になっている人ってけっこう多いのではないでしょうか?
実は私も子供のころ奇麗な直毛だったのが中学生になってから少しずつうねりだし、高校生のころには前髪がくるくるとうねって、しばしば自分でうねった部分だけカットしていたものです。
そして20歳を超えたあたりになると、髪全体がうねりだしまるでパーマをかけたような感じになり、20代の後半になると髪がパサ付きだし、そして薄毛がスタートしたのです。
今となっては髪のうねりが薄毛の兆候だったのではと思っていますが、あとの後悔先に立たず・・・
つまり髪のうねりの原因は未だに分かっていないのです。
そこで髪のうねりについて調べてみることにしました。
毛穴が変形することで髪のうねりが生じる
そもそも直毛が多い日本人の髪の断面は円形なのですが、毛穴が変形することに伴い髪の断面も変形してうねりが生まれます。
毛穴を変形させる要因は主に皮膚のたるみですが、この原因はズバリ「老化」です。
人は誰でも老化すると皮膚にはシワが増えてたるみを生じますよね。
すると元々円形だった毛孔は皮膚のたるみで変形してしまいます。
楕円形に変形した毛孔からは楕円形の断面の髪が成長してくるのでうねりが生じてしまうというわけです。
参考記事:髪の毛が生える仕組み
しかし髪のうねりは老化による皮膚のたるみだけではないといいます。
毛穴の汚れやつまりが髪をうねらせる
薄毛の原因といわれている毛穴の詰まりですが、頭皮環境だけでなく髪のうねりにも影響を与えているようです。
というのは毛穴が詰まっていると毛が成長するのに邪魔になり、それが原因で髪がうねってしまうというものです。
これには私も思うところがあって・・・
実は子供のころシャンプーをするのが大嫌いで、一週間に一度シャンプーすれば良い方で、下手したら2週間も頭を洗わないという日々が続いていました。
もちろん子供ですから皮脂の分泌は活発です。
髪はべたつきペちゃんとしていたに違いありません。
めったに洗わないわけですから頭皮は分厚い脂で覆われ、毛穴もしっかり詰まっていたことでしょう。
これでは髪がうねるのも理解できますよね。
ただ、毛穴の詰まりが原因で薄毛になるというのは賛否両論があり、未だにはっきりとしていません。
世の中にはめったに頭を洗わなくても髪がフサフサの人はいっぱいいますし、世界の報道で注意してみていれば分かりますが、経済発展が遅れている国の方が薄毛率が低い傾向があります。
つまり経済発展で豊かになればシャンプーを使う機会が増えて毛穴の詰まりも少なくなるはずなのに、薄毛が増えるという実態があるからです。
参考記事:シャンプーし過ぎが薄毛を招く
スポンサーリンク
髪の水分不足が髪をうねらせる
髪の水分が不足すると髪の内部のバランスが崩れうねりの原因になるといいます。
加齢やドライヤーの間違った使い方などで髪の水分不足して潤いを失います。
髪の水分が不足すると環境に影響されやすく、たとえば空気中の湿度が高い梅雨時や雨の日は特にうねり易くなります。
シャンプーのすすぎ不足が髪をうねらせる
シャンプーした時に最後に十分なすすぎが必要ですが、頭皮にシャンプー剤が残っていると髪のうねりを招くことがあります。
これは洗浄力の強いシャンプーを使った時に現れる現象で、皮脂を落とし過ぎて皮脂のバランスが崩れることで髪のうねりが現れることがあるのです。
髪の栄養不足が髪をうねらせる
ダイエットやメタボの改善で食事制限をしていると髪への栄養が不足して髪がうねることがあります。
生命維持の優先順位で髪への栄養補給は一番最後になります。
つまり栄養が不足すると髪まで栄養が補給されないのです。
髪が栄養不足になれば髪がうねりだしたり薄毛の原因になることがあります。
髪のうねりと薄毛とは無関係
これは統計的にみたものですが、若いころ剛毛だったのが年齢を重ねるごとに急速に薄くなってきたり、細くて頼りない髪質の人が年齢を重ねても変らなかったりと、一概に髪質で将来薄毛になるのかは分からないといいます。
私もこれには同じ意見で、以前通っていた床屋のご主人も同じことを言っていました。
床屋という職業柄多くの男性の頭髪をみてきたわけですからご主人の「髪質と薄毛は無関係」というお話には説得力がありますよね。
なので今髪がうねっているから将来薄くなるのではといった心配はしなくていいということになります。
それよりも薄毛の原因の一つに生活習慣の乱れや偏った食生活というのがありますから、薄毛が心配なら健康のためにもそちらの方に力を注いだ方が良さそうです。
それに今ならザスカルプ5.0Cという素晴らしい育毛剤がありますし!(^^)!
スポンサーリンク