健康法として知られる発酵食品は、昔から日本の家庭で親しまれていますよね。
納豆、味噌、醤油、かつお節、チーズ、ヨーグルト、漬物、酒などは今や定番の発酵食品ですが、これが無いと私達の食卓が成り立たないほどです。
もちろん発酵食品は健康に良い食品であることは殆どの人が知っていることですが、発酵食品に発毛効果があることはあまり知られていません。
なぜなら発酵食品は発毛を促すＩＧＦ-Ⅰを増やす働きがあるからです。
何故発酵食品がＩＧＦ-Ⅰを増やすのか見ていきます。
発酵食品って何？
そもそも発酵食品って何でしょうか？
発酵食品とはその名の通り食品を菌によって食べ物を化学変化させて、元の食べ物に無かった風味や栄養素が加わることをいいます。
たとえば納豆は昔、大豆をワラに包んで発酵させて作られていましたが、これはワラに存在していた「納豆菌」により大豆を化学変化させていたのです。
納豆菌により発酵して出来る食べ物には、アミノ酸、有機酸、ビタミン類が多く含まれるばかりか、ＩＧＦ-Ⅰを増やす働きが向上することが報告されています。
参考記事：ＩＧＦ-Ⅰの薄毛改善効果
こうして作られた発酵食品は風味が増して栄養価が高く、日持ちが良い食べ物として保存食としても重宝されています。
その代表的な食品が冒頭で書いた納豆や味噌、醤油・・・他、などです。
発酵食品が免疫力を高めるのはＩＧＦ-Ⅰが増えるから
発酵食品を食べていると風邪やインフルエンザにかからないなど、免疫力を高めることで知られていますが、これはＩＧＦ-Ⅰが増えるからと言われています。
これは発酵食品に含まれるアミノ酸や有機酸、ポリアミン、ビタミン類が胃腸の知覚神経を刺激してＩＧＦ-Ⅰが増えるからです。
またＩＧＦ-Ⅰは「ナチュラルキラー細胞」と呼ばれる細胞の免疫力を活性化させる働きがあるので、ウィルスに感染した細胞やガン細胞を攻撃してくれる働きがあります。
発酵食品は薄毛改善だけでなく免疫力を強化してくれるのであれば食べなきゃ損ですよね♪
参考記事：八丁味噌に薄毛改善効果があるらしい
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ヨーグルトが最も髪に良い
発酵食品の中でもよく知られているものにヨーグルトがありますよね。
毎日の朝食でもよく食べている方も多いでしょう。
このヨーグルトが発酵食品の中で最も育毛効果があると言われています。
それはヨーグルトに含まれる「乳酸菌」にあります。
その乳酸菌の中でも「乳酸菌Ｈ61」と呼ばれる菌が、マウスの実験で老化防止と抜け毛予防効果があることが分かったのです。
ただ、人間においてはまだ研究段階で、はっきりとした効果はまだ報告されていないようです。
とはいえヨーグルトは育毛効果だけでなく健康に良いことは分かっているので、薄毛に悩む人はとりあえずヨーグルトを食べ続けても損は無いでしょう。
薄毛対策に効果的なヨーグルトの選び方
一口にヨーグルトといっても非常に多くの種類がありどんな商品を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
基本的に「乳酸菌Ｈ61」を使用したヨーグルトが望ましいですが、もし見当たらなければどんなヨーグルトでもかまいません。
ヨーグルトなら何でもＩＧＦ-Ⅰを増やす働きがあるのでとりあえずは今食べているヨーグルトでも育毛効果は期待できますが、出来ればお腹に生きたまま届く乳酸菌で糖質が限りなく少ないタイプを選びましょう。
乳酸菌Ｈ61入りのヨーグルトは2種類あり通販で購入できます。
毎日の食卓に唐辛子を振りかけた納豆と八丁味噌を使用した味噌汁、豆腐にかつお節をふりかけ醤油を付けて、仕上げに乳酸菌Ｈ61入りのヨーグルト。
そして晩酌はお酒を一合くらい楽しめば、あなたの髪が蘇るかもしれませんよ♪
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