髪の毛って1ヶ月でどのぐらい伸びるか知っていますか。
大体1cm~1.5cm ほどです。
年間に直すと約10cm くらいしか本来は伸びないという計算になります。
美容室でおまかせで!と言ったら短すぎる髪型にされてしまい、なんとしてでも早く伸ばしたい方もいるでしょう。
日頃の食べ物でどうにか伸ばせるのでしょうか?
髪の毛の成分を知れば、おのずと見えてくるのでは!?
髪の毛は主にケラチンタンパクって聞きなれない名前の成分で出来ています。
聞きなれないだけで、正体はタンパク質なのですが、人が食べたタンパク質を、そのまま髪の毛に使うのではなく、1回アミノ酸に分解して、そのアミノ酸が再合成されたときケラチンというタンパク質に変わるのです。
ケラチンは18種類のアミノ酸が合成されているのですが、この合成をする時に必要になってくる栄養素が、髪の毛に良いと言われる亜鉛 と、亜鉛の吸収率をアップしてくれるビタミンCなどです。
難しく考えてしまうと、なにを食べて良いのかわからなくなってしまうので、髪の毛を早く伸ばすために必要な成分が含まれている食べ物を紹介していきます。
まずは主成分タンパク質は何に含まれる?
なんにせよタンパク質がなければ始まりません。
※紹介していくものは全て100gあたりの含有量として見てください。
肉類
生ハム:24g
鳥のささみ:23g
牛もも肉:21g
魚介
イワシの丸干し
いくら:32g
大豆
きなこ:35g
納豆:16g
乳製品
パルメザンチーズ:44g
他にも色々な食べ物にタンパク質は含まれていますが、パルメザンチーズはとてもタンパク質が多いですね。
実はなかなか取りづらい亜鉛
亜鉛が含まれる物を一生懸命食べようと思っていても、亜鉛が多く含まれているものは毎日食べるられるような食品が少ないのです。
牡蠣:13mg、
煮干し:7mg、
豚レバー:7mg、
パルメザンチーズ:7mg、
納豆:2mg
程です。
亜鉛の毎日摂取したい目安量としては、成人男性では10mg女性では8mgでやっと日々の必要な量です。
毎日牡蠣を食べているわけにもいかないので、色々な食品から少しずつ取るしかありません。
では仮に牡蠣を毎日食べられる環境下だったとし、海のミルクというぐらいなので、栄養素もたっぷり詰まっている牡蠣をたくさん食べたいのものですが、実は規定量超えてしまうと全部尿や汗として排出されてしまいます。
結局のところ大量に食べても仕方がないので、毎日コツコツと亜鉛が含まれている食べ物を食べるしかないのです。
(亜鉛サプリの場合は大量に摂取すると体外に排出されず、副作用が起きてしまうので注意してください)
参考記事:髪の毛を早く伸ばすサプリってどんなの?
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ビタミンCなら手軽でしょ!?
ビタミンCなら果物をたくさん食べれば良いと思うのですが実は果物だけではなく野菜にも多く含まれています。
赤ピーマンは1個で230mgのビタミンCが含まれています。
よく見かける緑ピーマンは赤ピーマンの半分ぐらいしかビタミンCが含まれていません。
緑ピーマンを食べるよりも赤ピーマンを食べた方が彩りも良くなりますし効率が良いですね。
他にもキャベツやゴーヤ、パセリなど手に入りやすい野菜にビタミンCが多く含まれています。
果物でビタミンCが一番多く含まれているのはアセロラですが、スーパーでアセロラを見かけた事がありません。
なかなか手に入らないのであれば、オススメはゴールデンキウイです。
1個でビタミンCが120mgも取れますし、緑色のキウイよりも甘くて食べやすいです。
ビタミンCと言えばグレープフルーツを思い浮かべたのですが1個食べても100mgとゴールデンキウイより少ないのです。
ならば硬い皮を一生懸命剥くよりも、ゴールデンキウイの方が手軽で食べやすいですね。
髪の毛を早く伸ばしたいからって全部食べるのは絶対無理!
紹介した以外にも、タンパク質、亜鉛、ビタミンなど含まれる食べ物はたくさんありますが、それだけを食べているわけにはいきません。
結局のところ、髪の毛を早く伸ばすために必要な成分が含まれる食べ物を、多めに取り入れるようにしてバランスの取れた食生活をすることが大切です。
それとビタミンCはタバコを吸うことによって失われていきます。
スモーカーは、この機会に禁煙も出来たらより健康的な髪の毛になります。
まとめ
髪の毛を早く伸ばす食べ物について色々調べてみましたが、タンパク質とビタミンCは簡単に摂取することが出来そうです。
問題の亜鉛は、コツコツと食べ続けなくてはいけなそうですが、髪の毛を早く伸ばすために必要な栄養が入っている食べ物をバランス良く食べるように心がけましょう。
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