薄毛は日頃の食べ物で影響を受けると言われていますね。
確かに日頃の食事で身体の調子は良くも悪くもなりますから、髪への影響も大きいのは何となく理解できますよね。
特に髪は体内で栄養を運ぶ順番が最後になるとされていますから、満足な栄養補給が出来ていなかったり栄養バランスが崩れたりすると髪のツヤが無くなったりします。
まあ、私達が生きていくうえで髪の状態なんてどうでもいいですから、それよりも内臓の元気にすることが優先されるのは分かります。
しかし、薄毛になってしまったら精神面でストレスが溜まり易くなりますから、結果としては髪の健康を考えたほうが良さそうですね。
そこで薄毛改善に効果的無食べ物といえば何が良いのか知っていますか?
それはズバリ「納豆」です。
納豆は血液がサラサラになる
健康番組で毎回お決まりのようにでてくる食べ物が納豆ですよね。
納豆は血液をサラサラにして血栓を溶かす働きがあるので血管関連の病気を予防できると言われています。
血管関連で怖い病といえば脳梗塞や心筋梗塞があげられますが、これは血管に血栓が詰まって血液の流れがそこで止まり、脳細胞や心筋の細胞が死んでしまうために引き起こされ、最悪死亡してしまうこともあります。
納豆はこれを予防してくれる優秀な食べ物なんです。
薄毛は毛乳頭への栄養分が途絶えて毛母細胞の分裂が阻害されることで引き起こされます。
つまり毛乳頭への栄養補給は血液によって運ばれますから、血液がサラサラになることは薄毛の改善にとても効果的なのです。
納豆は女性ホルモン
薄毛は男性ホルモンが多いとスイッチが入ると言われていますが、ただ多いだけでは薄毛になるとは限らないんですよ。
というのは、男性でも女性ホルモンが分泌されていて、薄毛にならない人は男性ホルモンと女性ホルモンのバランスがとれているのです。
ちなみに女性でも男性ホルモンの方が多いと薄毛になったり全身が毛深くなることがあります。
納豆は男性ホルモンと女性ホルモンのバランスを整える働きがあるというのです。
というのは納豆に含まれる「イソフラボン」と呼ばれる成分が女性ホルモンの一種「エストロゲン」に似ているため、これが男性ホルモンを抑える働きがあるといいます。
男性ホルモンが増える食べ物
逆に男性ホルモンが増える食べ物をみていきましょう。
男性ホルモンが増えて薄毛を促進させてしまう食べ物は、精力が付く食べ物になります。
肉の赤身
卵
ニンニク
玉ねぎ
山イモ
ネギ
牡蠣
ざっと挙げましたが、これってどれも健康に良い食べ物ばかりですよね。
これらを食べると力が漲りエネルギッシュに生きることができるといいます。
精力が付く食材を食べると薄毛になるなんて、元気になるか禿げるか究極の選択みたいに感じますが、要は食べ過ぎたりバランスを欠いた食事をしているのが健康を害したり薄毛になったりするのです。
何事もほどほど、早い話腹八分目にしてバランスよく食べましょうということですね。
納豆に含まれるイソフラボンが男性ホルモンをブロック
薄毛の95%はAGA(男性型脱毛症)とされ男性ホルモンが毛母細胞の分裂を阻害して引き起こされることが分かっています。
薄毛は男性ホルモンの中でも「テストステロン」と呼ばれるホルモンが原因とされ、テストステロンの分泌を抑える働きがあるのが納豆に多く含まれているイソフラボンです。
また納豆の原料である大豆には皮膚の代謝を活性化させる働きのあるビタミンB2が多く含まれているため頭皮の環境が整うというわけです。
しかも納豆には「ナットウキナーゼ」という成分が含まれていて、これが血液をサラサラにしてくれると言われています。
納豆は日本食で昔から広く食べられている食材で、スーパーでも様々な種類の納豆商品が売られています。
価格も安価なうえに最近の納豆はタレを工夫しているので、そのまま食べても生卵に混ぜて食べてもとても美味しくなりました。
毎日の食卓に置いておきたいものですね。
ちなみに納豆は朝食べるよりも夜食べたほうが血液サラサラ効果が高くなるそうです。
規則正しい食生活や軽い運動、ストレスの解消など、生活環境と合わせて納豆を加えると効果的ということです。
参考記事:腸を活性化すると薄毛も改善
AGAで脱毛する仕組み