薄毛をごまかすときの髪型をする時の注意点

髪を引っ張るような髪型

薄毛を気にする人にとって日頃の髪型ほど念入りにしているのではないでしょうか?

何とか少しでも髪を多く見せたいからとパーマをかけたり、髪の流れに逆らってセットしてみたりと薄毛の人は苦労が絶えませんよね。

ところで髪型次第で薄毛が進行してしまうことがあるのをご存知ですか?

髪を多く見せたいととった行動が薄毛になってしまうとなると本末転倒ですよね。

参考記事:女性がはげる原因には何がある?

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髪は引っ張られると毛根に負担をかける

髪を結ぶ

女性は髪を結んだりピンで固定したりすることがよくありますよね。

それがポニーテールだったり、オールバックで後ろにまとめていたりと、どちらも後ろで束ねることで髪のどこかが引っ張られます。

また、最近流行っているエクステも重力に加えて重みが加わるのでこれも引っ張られるのと同じです。

こうした力が継続すると毛根に刺激を与えることになりますが、これが毛根に負担をかけてヘアサイクルに関係なく脱毛してしまうといいます。

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正常なヘアサイクルでは休止期を経て脱毛する

髪の毛が生える仕組みでも解説していますが、髪はヘアサイクルによって生えては成長し、成長が止まるとやがて抜けていき、また再生して生えてくるといったことを繰り返しています。

正常なヘアサイクルは

「休止期」
  ↓
「成長期」
  ↓
「退行期」
  ↓
「休止期」
  ↓
「・・・」

となっていてこのサイクルのうちの「休止期」を経て脱毛していきます。

ところが、AGAや頭皮の乾燥、炎症、毛穴のつまりなどの障害で髪はこのヘアサイクルで抜けてはいけない時期、たとえば「成長期」に抜けてしまいます。

引っ張ることで脱毛する

これが薄毛の要因になってしまうのです。

髪を引っ張ることでの脱毛も同じことで、ヘアサイクルとは無関係になってしまうのです。

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束ねる時は同じ髪型を避ける

本来なら毛根への負担を考えて髪を結ぶことは避けるべきですが、かと言ってオシャレも楽しみたいし自慢のロングヘアをショートヘアにする勇気も無い方もいるでしょう。

そんな方は同じ髪型を極力避けることで毛根への負担は軽くなります。

自分に似合う髪型を複数用意してローテーションで変更するようにした方がいいです。

このときに前日に負担をかけた場所は今日は負担をかけない髪型にすることを心がけることです。

同じ場所を結んだり、ピン留めしたりすることを避けて分け目を変えたり束ねるのを止めてみるなどして髪型を変えることです。

毎日続けることは面倒ですが、違う髪形を楽しめるメリットを感じながら習慣化すればそれほど負担にはならないと思います。

髪型は自然な流れに逆らわない

一方ショートヘアの方は元々引っ張るような髪型はあまりしないでしょうし、髪型を変更してもそれほど負担にならないのでさほど気にする必要は無いと思いがちです。

しかし短いなら短いなりに髪型を決めるのは苦労するもの。

薄毛を気にする人ならなおさらで少しでも髪を多く見せるようにテクニックを発揮していることでしょう。

しかしそのやり方に無理があるとかえって薄毛が進行してしまうことがあります。

それはあなたの髪の流れです。

髪の流れに逆らわないようにセットするのが最も負担がかからないのです。

たとえば、つむじが右まきの人は右方向へ、左巻きの人は左に流すといった髪型です。

また、毎日同じ分け目だったりオールバックにしたりと、たとえショートヘアでも毛根に負担がかかる髪型は薄毛の要因になります。

分け目の位置を変えたり、オールバックの次の日は自然に流すなど、毎日マメに髪型を変えることが薄毛の予防に繋がります。

参考記事:遺伝する確率が低いはげのタイプ 
     毛母細胞は簡単に死滅することは無い?