お寿司や刺身など、いろんな日本料理に使われる「わさび」ですが、鼻につーんとくる刺激が嫌で食べない人が増えています。
特にわさびをはじめ辛子や唐辛子などの刺激物は、痔に悪かったり花粉症にも悪影響を与えるなど体に良いといったイメージはありませんよね。
かくいう私も花粉症なのでこういった刺激靴は極力避けているんです(^^ゞ
しかし育毛に関してはわさびの成分は凄い効果があるんだそうです。
ということは、私は花粉症のために髪を犠牲にしてきたのかもしれませんね(*_*)
今後は考え方を改めてわさび成分を積極的に摂るようにしなければなりません。
いったいわさびのどのような成分が育毛効果があるのか・・・
わさびの辛み成分に育毛効果がある
わさびの辛み成分のひとつに「6-MS芥子油」と呼ばれる成分があり、これが知覚神経を刺激することが分かっています。
知覚神経を刺激するとIGF-Ⅰを増加させる働きが活発になり血流が良くなることで髪の成長を助けると考えられています。
参考記事:IGF-Ⅰの薄毛改善効果
といっても、6-MS芥子油が多く含まれるのは、本わさび(日本わさび)で、西洋わさびには1割ほどしか含まれていないとか。
しかし、6-MS芥子油はただわさびを丸ごと食べれば良いというものではなく、おろして初めて出来る成分なのです。
この6-MS芥子油が害虫にかじられた時に害虫を追い払うために出す成分で、わさびが我が身を守るためにとっている防衛本能なんです。
つまりわさびを摩り下ろして食べることはわさびの自己防衛本能を利用していることになります。
それが知覚神経の刺激です。
またわさび独特の鼻にツ-ンとくる刺激も脳の中枢神経に到達して知覚神経を刺激したり、胃腸や脳の知覚神経を刺激することでIGF-Ⅰをより多く増加すると考えられているのです。
特に6-MS芥子油は皮膚でIGF-Ⅰが増加することも実験で確認されているため頭皮のIGF-Ⅰが増加して髪の成長を助けるのもうなずけます。
ある実験ではわさび3.5gに含まれる6-MS芥子油と、豆腐半丁(200g)に含まれるイソフラボンを半年間毎日摂取したところ75%に発毛効果が確認されたとされています。
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わさびはきめ細かくすりおろすのがベスト
わさび成分は効能を発揮させるためには出来るだけきめ細かくすりおろすのがベストといいます。
それにはサメの皮ですりおろすのが最もきめ細かくすりおろすことができると言われています。
すりおろしてから30秒~3分以内が食べごろだそうです。
長野県の安曇野地方に行くとわさびの本場だけに多くの蕎麦屋でセルフサービスでサメの皮を使用してわさびをすりおろしています。
自分ですりおろしたわさびを麺つゆに混ぜてそばを食べると、わさびのつーんとした刺激がとても美味しくて印象的だったのを覚えています。
これもわさびをすりおろしてその香りがピークの食べごろである3分以内に食べてくださいということでしょう。
豆腐とわさびを同時摂取で育毛効果
一般家庭なら毎日の食卓に豆腐にかつお節をかけてわさびを添えれば簡単に6-MS芥子油を摂ることができますよ。
豆腐のイソフラボンと発酵食品のかつお節、6-MS芥子油が多く含まれているすりおろしたわさびを食べれば薄毛解消に良いこと請け合いです。
ただ、きめ細かくすりおろしたもので3分以内に食べるのが効果的となるとチューブのわさびであまり期待できませんよね。
やはり本わさび芋とサメの皮を使ったすりおろし器を使用して自分ですりおろしたわさびを食べるしかありませんよね。
現在楽天で購入できますから一度試してみてはいかがでしょうか。
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