
緑茶に含まれるカテキンには抗酸化作用があり健康効果も高いことはよく知られていますよね。
最近ではカテキンを前面に出す特定保健飲料の緑茶も市販されているくらいです
確かに毎年インフルエンザが流行する季節になると、カテキンを含む緑茶でうがいをさせることで一定の成果をあげている保育園や小学校が話題になります。
なのでカテキンパワーというのは誰もが認めていることですから効果のほどは間違いないでしょう。
そんなカテキンの健康効果に加えて、発毛効果もあるのをご存知ですか?
このほど大妻女子大学の大森正司名誉教授が、50年にわたって研究してきたカテキンの効果についてネットでのお話を目にしました。
それによると、カテキンは強い抗酸化作用と脂肪分解能力があるので血液がサラサラになると言うのです。
つまり、カテキンは全身の血流を良くするので健康効果が高いので発毛を促進することになるといいます。
さらに、カテキンはAGA(男性型脱毛症)にも効果があるというのです。
カテキンは緑茶に多く含まれていますから日本人としては身近な飲料だけに薄毛に悩む人にとっては要注目の話題ですよね。
ただ、私は子供のころから当たり前のように緑茶を飲んでいましたが、それでも薄毛に悩まされることがあると、本当に緑茶に発毛を促進する効果があるのかちょっと疑問を感じてしまいます。
そこでカテキンの薄毛改善効果について調べてみました。
カテキンが男性ホルモンの生成をブロック
AGAは男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼと結合してDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる強化された男性ホルモンに変化して引き起こされます。
カテキンはこの中の5αリダクターゼとの結合を邪魔してDHTになるのを抑制する働きがあるといいます。
参考記事:AGAで脱毛する仕組み
5αリダクターゼとの結合を邪魔する成分は、他にも亜鉛やビタミンB群とありますが、カテキンが最も強く働くそうです。
緑茶はビタミンやミネラルが豊富
毛根への栄養補給にはビタミンやミネラルが不可欠ですが、緑茶にはそのビタミンやミネラルが豊富に含まれているのです。
特にミネラルは毛母細胞の分裂を活性化させる働きがあるので薄毛の解消にはもってこいですよね。
またカテキンには利尿作用があるので汗や尿から体外に排出されやすい性質があるDHTを尿と一緒に排出されやすくなります。
カテキンとミネラル、利尿作用のトリプルパワーが期待できる飲料と言えるでしょう。
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カテキン量が多い緑茶
どうせ使うならカテキンの量が多い緑茶が理想的ですよね。
緑茶でそのくらいのカテキンが含まれているのか調べてみたところ、緑茶に至るまでの育った場所や育ち具合で違ってくるそうです。
ただ、基本的には茶葉を摘み取った順番が遅いほどカテキンの含有量は増える傾向にあるとのこと。
つまり新茶のカテキン量が最も少なく、3番茶のカテキン含有量が最も多いということです。
ちなみにコンビニやスーパーなどで馴染みのあるボトルの緑茶では、花王の「ヘルシア緑茶」がダントツにカテキン量が多いです。
やはりトクホだけありますね。
ただ、メーカー側からの注意書きによると飲み過ぎは肝機能障害に繋がるので注意が必要とのことで、1日一本までを推奨しています。
緑茶で洗髪するのが効果的
カテキンで発毛を促進する最も効果的な方法は、お茶を飲むよりも直接頭皮を洗うことだといいます。
結合することで強力な男性ホルモンのDHTになる5αリダクターゼを、頭皮にカテキンをかけることで直接ブロックして薄毛を予防しようという考え方です。
また緑茶には抗酸化作用や殺菌効果があるので頭皮環境を整えるには最適な方法と言えます。
やり方はシンプルで、シャンプー後に温めのお湯でよくすすぎ、最後にお茶をかけるだけです。
そして最後にザスカルプ5.0Cを付ければ完璧ですね♪
以上、これだけ見ると緑茶の発毛効果は間違いなさそうですが、私が子供のころから飲んでいた緑茶にはカテキンがあまり含まれていなかったのかもしれませんね。
というのも美味しいお茶の産地で知られる静岡県に親戚があるため、いつも一番カテキンの少ない新茶を飲んでいたからかもしれませんね。
3番茶にカテキンが最も多く含まれているのを知っていたら、こんなこと(薄毛)にならなかったのでは?と思うと悔やまれます(*_*)
今後は口と頭皮の両方を緑茶のお世話になるかもしれません!(^^)!
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