ある人に赤味噌の遺伝子修復効果はあるのか?と聞かれてふと思い出してみましたが、そういえば以前八丁味噌について書いたことを思い出しました。
過去の記事を見たいたらやはり、八丁味噌に薄毛改善効果があるらしいでは、八丁味噌の放射能障害抑制について触れていますが、実際に味噌の放射線への防御作用について研究している科学者もいるようであながち間違っていないようです。
そこで赤味噌と遺伝子修復効果について調べてみましたが、これといって決定的な証明は見つけることができなかったんですよね~。
いったい何故赤味噌に遺伝子修復効果があるなんて話が出てきたのでしょうか?
私が調べていた資料の中からどうやら、IGF-Iの放射線や紫外線による障害を軽減してくれる働きが遺伝子を修復してくれるものと勘違いしていたのではないかとの疑いが出てきました。
つまり赤味噌は傷ついた遺伝子を修復してくれるのではなく、ヨウ素やセシウムなどの放射性物質を体内から除去してくれる働きがあるからというのが正しい見解だと思います。
マウスの実験においても赤味噌の放射性物質に対する有効性も認められているようです。
ガンは遺伝子のミスコピーから発症することは分かっているので、赤味噌の遺伝子修復効果と間違われても無理もないかもしれませんね。
それにしても赤味噌はこうした効果のほかにもさまざまな美容・健康効果があることが知られていますが、
白味噌では効果は無いのか?
何故赤味噌に効果があるのか?
いろんな疑問が湧いてきますよね。
それではまず、味噌の製造工程から見ていきましょう。
赤味噌と白味噌は製法が違う
味噌といえば大きく分けて赤味噌と白味噌がありますが、どちらの味噌も基本的には大豆と麹を材料として作られます。
違うのはその製法です。
白味噌は大豆をゆでて作りますが、赤味噌は大豆を蒸して作ります。
このときに大豆をゆでて作る白味噌には糖が湯に溶けて麹による熟成が短くなるうえに栄養分も流れ出てしまうといいます。
これに比べて赤味噌は大豆を蒸すことで大豆のたんぱく質が分解されてアミノ酸に変わり、何度も撹拌して熟成期間も長くなるので白味噌に比べて栄養価が高くなるといいます。
これらの製法を見ただけでも、細胞の原料となるアミノ酸に変るとされる赤味噌の方が健康効果や薄毛改善効果が高いのが分かりますよね。
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赤味噌のガン抑制効果
今やガンの発症率は二人に一人と世の中になりましたよね。
出来ることなら毎日の食事でガンを予防したいものです。
そんなときに注目されている食材が赤味噌といわれています。
日本では昔から毎日の食事で味噌汁を飲む習慣があったのですが、ここ最近では食の欧米化で味噌汁を飲む家庭も減りつつあります。
ある統計によれば、毎日みそ汁を飲んでいる家庭では飲んでいない家庭に比べてガンの発症率が明らかに低かったうえに、特に男性に限っては半分のガン発症率だったそうです。
またマウスの実験では味噌を混ぜた餌を食べていたマウスの肝臓のガン細胞の数が減ったりガンの発症率も低下したそうです。
こうした統計や実験でみられるように、味噌にはガンの抑制効果があることは明らかです。
毎日パン食の家庭は癌予防を考えて赤味噌のみそ汁を添えた和食に切り替えたほうが良いかもしれません。
赤味噌のアンチエイジング効果
赤味噌に限らず味噌にはビタミンEが多く含まれています。
ビタミンEは栄養素の吸収を良くする働きがあるだけでなく、血液中の脂質やコレステロールの酸化を抑制したり血管内を奇麗に保ち血流を良くする働きもあるとわれています。
酸化は老化に繋がるためにビタミンEはアンチエイジングには是非摂りたい栄養素ですよね。
そのビタミンEを多く含む味噌、特に熟成期間の長い味噌、つまり赤味噌の方がアンチエイジング効果が高いと言われています。
薄毛の予防・改善においては食材のアンチエイジング効果は気になるところですよね。
そういった意味でも日頃の食事に赤味噌を使用した味噌汁を飲むことを習慣付けしたいものです。
ザスカルプ5.0Cも頭皮環境を整えてからの方が効果が高いですからね。
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